2019年11月27日

時間に対する感覚

こんにちは。小木会計事務所の玉村です。


今週で11月も終わり、来週からは12月に突入ですね。当事務所としては年末調整、確定申告の時期に突入し、時間に追われる日々がこれから待ち構えております。特に年齢を重ねると、時間がたつのが早いなーと毎年のように感じています。ある記事で読んだのですが、この現象は、ジャネーの法則と呼ぶそうです。


この法則によれば、「生涯のある時期における時間の心理的長さは、年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)。」


例えば・・・

50歳の人にとっての1年の長さは、人生の50分の1

5歳の人にとっての1年の長さは、人生の5分の1


言い換えると、

50歳の人の1年は、人生のたった2%。」だが

5歳の人の1年は、人生のなんと20%。」を占める。


なので、年を重ねるほど、人生における1年という単位が占める割合(1年の比重)が減っていくので、短く感じるというわけです。感覚というものは不思議ですね。


子供の頃は、やることなすこと初めての出来事が多くて、とっても充実していたのに対し、大人になると、毎日が、家と仕事の往復、ルーティンワークをするだけで単調になりがちです。いざ1年を振り返ってみても、特別新しい出来事は、そんなには出てこないでしょう。毎日を充実させるという意味では、大人の方が、子供たちよりも、はるかに選択肢や可能性が多いはずなのになぜでしょう。


どうしても充実感というと、何か特別な出来事を想像してしまいがちです。

こうして毎日、目の前に自分のやるべき仕事があると事や、家族と過ごしている何気ない時間も、少し見る角度を変えれば、十分充実感に値するものであるのに、案外、当たり前すぎて見落としてしまっているのかもしれないですね。充実していないのではなく、充実に気付いていないだけだとしたら、もったいないです。


当たり前に存在することに対する充実感、感謝、そしてあっという間に過ぎ去っていく「1日」を、より大切に過ごしていきたいなと、この記事を書きながら思いました。

posted by ☆小木会計事務所☆ at 18:52| Comment(0) | ai

2019年09月04日

一歩先をゆく

こんにちは。小木会計事務所の玉村です。


みなさま、RFIDというものをご存知でしょうか?

RFIDとは、識別番号などを記録した微細なICチップをタグなどに埋め込んで物品に添付し、外部と無線通信することにより個体識別や所在管理、移動追跡などを行う仕組みのこと。


文字で見ても、よく良くわからないと思いますので、私の体験をもとにご説明します。


先日、ユニクロを訪れた時のこと。お会計がセルフレジになっていました。

それも何やら、私が知っているセルフレジとは、一味違います。

スーパーなどで店員さんが商品のバーコードを読み取り、お会計だけセルフで行う形態や、レンタルショップなどで、お客自身でバーコードを読み取り、お会計までセルフで行う形態などは、経験済みでしたが、何やらユニクロは、そのどちらでもない。更なる進化系のようです。


使い方を読み、いざ実践!

商品が入ったカゴを所定の位置に置いて、横にある端末の「お会計ボタン」を押します。

すると、画面に一瞬で商品名、商品点数、会計金額が表示されているではありませんか?!

一つずつバーコードをピッと読み取る必要もなくなって、あっという間のお会計でした。

また、商品は自分で袋詰めするので、好きなように入れられてよかったです。

私は、時間がかかっても良いから綺麗に畳んで袋に入れたい派、一方旦那は、とりあえずは入ればよいのでポイっと放り込む派。特に旦那は、定員さんが綺麗に畳んでくれるのを待つのも嫌なタイプなので、セルフでポイっとできるスタイルは、大歓迎のようでした(笑)


この一件で、大活躍しているのが「RFID」というもの。

RFIDタグに書き込まれている商品コードは、すべて連番が振ってあり、個品管理。同じ商品(色、柄、サイズも同じ)でも、1点1点の識別が可能で、数十点のものも一瞬で判別!

これにより、レジ待ち列の解消(精算時間の短縮)、レジ要員の削減に効果があるのだとか。

さらには、個別管理で、万引き防止や検品・棚卸時間の短縮が、メリットとしてあるようです。


ただ、一方で、高齢者や機械操作に抵抗感がある方も、多くいるのが現状ですね。「なんでも電子化・セルフ化すればいいってもんじゃない!」と、私の親も嘆いておりました。

電子化やキャッシュレス化が今後進む中で、そのような客層と、どう向き合っていくかも企業の課題となりそうですね。

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2019年06月06日

今年も折り返し地点

こんにちは。小木会計事務所の玉村です。

気が付けば、2019年も6月に突入。最長10連休で話題となったGWから、早々と一か月が経過し、今年も、もう折り返しですね。

さて今回は、「運転免許自主返納」について、お話致します。

運転免許自主返納とは、運転を継続する意思がない方が、自主的に運転免許の取り消しの申請ができるよう道路交通法の一部を改正したもので、1998年から制度化されています。

日常の運転の中で、ヒヤッとしたことはありませんか?
最近交通事故のニュースをよく目にします。30代の母親と幼い娘さんがなくなった事故やお散歩中の幼稚園児2名が、交通事故に巻き込まれ、亡くなった事故は、同じ幼い子を持つ親として、とても他人事とは思えませんでした。これらの事件をきっかけに運転免許の自主返納制度という言葉をよく耳にするようになりました。
一方で、高齢者の中には、加齢に伴う身体能力の低下及び、運転に不安を感じていても、「自分は大丈夫だ」と思って運転をしている方もたくさんおられるでしょう。

私の父もGW初めに脳梗塞になり、一週間の入院後、主治医より「身体能力の低下、認知能力の低下が見受けられるので、運転は控えた方がよい」と指導されました。しかし、本人は「大丈夫だから運転できる」と・・。
免許返納してはどうかと家族内で話し合いましたが、どうしても返納を承諾してくれません。不安が残るので、当面は車は乗らず、移動は自転車にする、という約束をしてもらいました。本人は納得いかない様子ですが、車の運転で人様を巻き込むような事故を起こしてからでは遅いですからね。

市町村や警察署では、高齢者の運転免許証返納を推奨しています。
返納により、割引/サービスを受けられるものもありますので、みなさまも一度ご家族とお話しされてはいかがでしょうか?

福井県のHPに、詳しく載っていますので、参考になさってください。
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/kenan/koutuu/menkyohennoutirasi.html
posted by ☆小木会計事務所☆ at 08:39| Comment(0) | ai