こんにちは。小木会計事務所の玉村です。
今週で11月も終わり、来週からは12月に突入ですね。当事務所としては年末調整、確定申告の時期に突入し、時間に追われる日々がこれから待ち構えております。特に年齢を重ねると、時間がたつのが早いなーと毎年のように感じています。ある記事で読んだのですが、この現象は、ジャネーの法則と呼ぶそうです。
この法則によれば、「生涯のある時期における時間の心理的長さは、年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)。」
例えば・・・
50歳の人にとっての1年の長さは、人生の50分の1。
5歳の人にとっての1年の長さは、人生の5分の1。
言い換えると、
「50歳の人の1年は、人生のたった2%。」だが
「5歳の人の1年は、人生のなんと20%。」を占める。
なので、年を重ねるほど、人生における1年という単位が占める割合(1年の比重)が減っていくので、短く感じるというわけです。感覚というものは不思議ですね。
子供の頃は、やることなすこと初めての出来事が多くて、とっても充実していたのに対し、大人になると、毎日が、家と仕事の往復、ルーティンワークをするだけで単調になりがちです。いざ1年を振り返ってみても、特別新しい出来事は、そんなには出てこないでしょう。毎日を充実させるという意味では、大人の方が、子供たちよりも、はるかに選択肢や可能性が多いはずなのになぜでしょう。
どうしても充実感というと、何か特別な出来事を想像してしまいがちです。
こうして毎日、目の前に自分のやるべき仕事があると事や、家族と過ごしている何気ない時間も、少し見る角度を変えれば、十分充実感に値するものであるのに、案外、当たり前すぎて見落としてしまっているのかもしれないですね。充実していないのではなく、充実に気付いていないだけだとしたら、もったいないです。
当たり前に存在することに対する充実感、感謝、そしてあっという間に過ぎ去っていく「1日」を、より大切に過ごしていきたいなと、この記事を書きながら思いました。