2022年09月16日

インボイス制度(適格請求書等保存方式)

こんにちは。小木会計事務所の玉村です。

インボイス制度はいつから始まるのだっけ?と、最近よく質問をいただきます。

事業者の皆様!
「令和5年10月1日からインボイス制度(適格請求書等保存方式)がはじまります」
そして、
「制度開始時にインボイス発行事業者(適格請求書発行事業者)となるためには、原則、令和5年3月31日までに登録申請が必要です。」

登録申請のスケジュール.png

出典:国税庁発行の適格請求書等保存方式の概要/パンフレット P18
 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/0020006-027.pdf

インボイス発行事業者として登録を受けると「国税庁適格請求書発行事業者公表サイト」で登録番号や氏名又は名称等の情報が公表されます。

インボイス(適格請求書)とは・・?
売手が買手に対して、正確な適用税率や消費税額等を伝えるものです。
具体的には、現行の「区分記載請求書」に「登録番号」、「適用税率」及び「税率
ごとに区分した消費税額等」の記載が追加されたものをいいます。
一定の事項が記載された請求書や納品書その他これらに類するもので、請求書や納品書、領収書、レシート等、その名称は問いません。

インボイス制度(適格請求書等保存方式)とは・・・?
・売手であるインボイス発行事業者(適格請求書発行事業者)は、買手である取引相手から求められたときは、インボイスを交付しなければなりません(また、交付したインボイスの写しを保存しておく必要があります)。
・買手は仕入税額控除の適用を受けるために、原則として、取引相手(売手)であるインボイス発行事業者(適格請求書発行事業者)から交付を受けたインボイスの保存等が必要となります(課税期間の末日の翌日から2か月を経過した日から7年間保存)

インボイス制度(適格請求書等保存方式)の開始後は、免税事業者や消費者など適格請求書発行事業者以外のものからおこなった課税仕入れは、原則として仕入れ税額控除の適用を受けることが出来ません。
ただし、制度開始後6年間は、免税事業者等からの課税仕入れについても、仕入れ税額相当額の一定割合を仕入れ税額として控除できる経過措置が設けられています。

仕入税額控除の経過措置.png

出典:国税庁発行の適格請求書等保存方式の概要/パンフレット P16
 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/0020006-027.pdf

最後に、インボイス発行事業者の登録にあたっては、取引先との調整やシステムの整備が必要となることもあるため、お早目のご準備をお勧めします。
まずは、適格請求書発行事業者の登録を受けるかの判断をしましょう。
その後、インボイス発行事業者(適格請求書発行事業者)登録を受ける場合の売手としての事前準備と、買手としての事前準備をしましょう。
詳しくは、国税庁のホームぺージでご確認下さい。

国税庁のインボイス制度特集サイト:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice.htm
国税庁のインボイス発行事業者公表サイト:https://www.invoice-kohyo.nta.go.jp/
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2022年05月02日

GW突入!

こんにちは。小木会計事務所の玉村です。

さて今年も早いもので5月になりました。
今年のGWは、お出かけする方も多いのではないでしょうか?
5月は、旧暦では「さつき」といい、早苗を植える時期の「早苗月」を略したのが「さつき」の語源だそうです。
私の住んでいる辺りでも徐々に、田植えの準備が始まっています。まさに田舎の風景ですね。
実は、私、昨年末、亡き父の後を継ぎまして、現在、仕事と農業を兼業しております!
自分たちで食べる分+αぐらいの、小さな農家ですが、全て自分でやろうとすると、それはそれは大変です。昔の人は、全て手作業でやっていたと思うと、頭が下がります。
今は機械を使ってやりますが、私はトラクターの運転もできませんし、今は専業農家さんへ委託して、田植えから収穫までお願いしています。
小学生の頃は、父と一緒に自転車で、よく田んぼの見回りに行っていましたが、大人になってからは、久しく行っていませんでした。今年からまた、田んぼの見回りくらいは行かないとですね。
カエル等が苦手な私とは正反対で、4月から小学校1年生になった息子は、田んぼに興味を示しており、一緒に見回りに行くっと言ってくれています。まあ、稲を見に行くというよりは、彼は、カエルやヤゴなどの虫が目当てでしょう。虫に強いという点は心強いです。将来、後を継いでくれることを期待したいと思います。

コロナ禍で営業自粛や時短営業が定着し、外食向け米は需要減が続いているようです。
早くコロナも落ち着いて、少しでも米需要が増えてくる事を、いち農家として願っています。
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2021年12月09日

SNS時代をどう生きるか

こんにちは。小木会計事務所の玉村です。

今年も残すところ、1か月を切りました。皆様、もうスノータイヤへの交換はお済ですか?
今年は、雪が多くなる予報もチラホラ聞いていますので、早めに備えをしましょう!

さて、皆様は一日にどれくらい携帯を触りますか?
内閣府が2021年3月に報告書を発表した「令和2年度青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、2020年における、小中高校生のスマートフォンを使ったインターネット利用率は小学生40.2%、中学生67.0%、高校生94.2%となっています。
インターネットを利用すると回答した青少年の一日の平均利用時間は、約205分。高校生は、一日の平均利用時間が約267分(4時間越え!)だそうです。
参考HP:https://www8.cao.go.jp/youth/youth-harm/chousa/net-jittai_list.html

ここ数年、SNSが急速に普及し、Instagram、Twitter、Facebook、LINE、TikTok、Youtube、note等々を、ビジネスで活用している企業様も多いのではないでしょうか?コロナ禍の感染対策として外出・移動が制約を受ける中で、ネット通販や料理の宅配、オンラインサービス等の需要も増加してます。SNSの普及は、そういったサービスでなくてはならないツールとなっています。
一方で、内閣府によると、60歳代の25%、70歳以上の57%はスマホを使っていない。高齢化が進む日本で、加速するデジタル社会から取り残される高齢者。デジタルデバイド=情報格差の解消もこれからの課題の一つになるでしょう。

今は小学生でもタブレット学習がある時代。
ある日の保育園児の息子(5歳)。
大きくなったら、「釣り人」になりたい彼が、、(将来の夢は「釣り人」らしい・・・)

「サメって、しっぽから顔の方へ触るとザラザラで、頭からしっぽの方へ触るとツルツルなんやで!」と得意げに話してきました。

「そうなんや〜どこで教えてもらったの?さかな図鑑か?、それとも保育園の先生か〜?」と聞いたら、

「Youtube!(ユーチューブ!)」と一言。

「あ〜Youtubeか、、、、、そうか、Youtubeか、、、」
こんな身近に情報格差が。
「知識の情報源が、Youtubeか。ジェネレーションギャップだな」とお爺ちゃん。
息子よ、お爺ちゃんにスマホの使い方、優しく教えてあげてね。。。



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