こんにちは 小木会計事務所の三笠です。
新型コロナウイルス感染症のPCR検査を受けた場合、この検査費用は確定申告において医療費控除の対象となるのでしょうか。
医療費控除の対象となる医療費は、以下とされています。
・医師等による診療や治療のために支払った費用
・治療や療養に必要な医薬品の購入費用
検査費用が医療費控除の対象となるかどうかは、基本的にはこのように理解しておけばよいかと思います。
医師の指示で受けた検査 → 対象
自主的に受けに行った検査 → 対象外
ただし、医療費控除の対象となる金額は、自己負担部分に限りますので、公費負担により行われる部分の金額については、医療費控除の対象とはなりません。
また、自主的にPCR検査をした結果「陽性」であることが判明し、引き続き治療を行った場合には、その検査は、治療に先立って行われる診察と同様に考えることができるので、その場合の検査費用については、医療費控除の対象となるようです。
一般人向けコロナワクチン接種のスケジュール詳細はまだわかりませんが、一般の方の接種が始まれば、かつての生活に戻りたいと外出も今後増えていくのではないでしょうか。
自主的に検査場や検査キットで検査を受けた場合でも万が一「陽性」がでて治療となった場合には、その費用も医療費控除の対象となりますので、領収書はとっておきましょう。
2021年03月12日
PCR検査費用の医療費控除について
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| naoko
2020年11月28日
アンガーマネジメント
こんにちは 小木会計事務所の三笠です。
新型コロナウイルスのパンデミックが発生し、今だ収束が見えない中、通勤、通学、経済活動が徐々に再開され今まで通りの生活を求め、それが叶わなかったときにストレスになります。
ウィズコロナ時代である限り、何が起こってもおかしくない、また状況がかわるかもしれない 位の気持ちで、さまざまな制限があることをある程度覚悟し、心構えを備えていきたいものです。
アンガーマネジメントとはその名の通り 怒りと上手に付き合う方法。
自分や他人の怒りに振り回されず、怒りを上手にコントロールすることで、快適な生活やより良い人生を目指していこうとするためのメソッド。
怒らないというよりも、知識と技術を使って怒りを取り扱うスキル、といったところでしょうか。
人は怒りを上手にコントロールできると、年収が約2倍になり、寿命が7年長くなると聞いたことありますが、根拠やデータは不明ですが、わからなくもない・・・笑
そもそも怒りとは、何らかの要望を表現するための表現方法の一つで、それによって何か物事をうごかそうとしているわけです。
そして怒りは二次感情だと言われています。つまり最初に苛立ち、恐怖 不安 恐れ 寂しさ といった一次感情が存在し、それが怒りという表現として噴出しているわけです。
怒りの裏側にはわかってもらいたい 一次感情が隠れているんですね。
では、こんなやっかいな怒りに対して、どうやってコントロールすればいいのでしょうか。
アンガーマネジメントでは、衝動・思考・行動という観点から怒りにアプローチします。
・衝動は6秒我慢する
怒りのピークは6秒間だそうです。そのため、この6秒間怒りを抑えることができれば、怒りに任せた衝動的な行動を抑えることができます。
・思考 不要な〜べきを手放す
怒りは、自分が信じている「こうあるべき」という価値観が破られた時に生まれます。
そのため、自分の中にどんな「こうすべき」「こうあるべき」があるか知っておくことが役に立ちます。自分はどんなポイントに反応しやすいのか。それは人によって違い、自分はどこまでならOKで、どこからがNGなのか、境界線を理解しておくことも役に立ちます。イライラしてしまう場面があったら、自分の中の境界線を洗い出してみましょう。
自分で自分の事を知る、ということがとても大事なんですね。
・しょうがないことは割り切る
自分の怒りによって変えられることと、変えられないことがあることを理解しておくことも大切です。
例えば、「せっかくの休みなのになんで今日に限って雨なの」とイライラしても天気は変えることができません。
どうにもならないことに対してイライラしたり、思い悩んだりすることは、不要なストレスを抱え込むだけです。
自分にコントロール不可能なことは「まぁしょうがないよね」と割り切って自分ができることに集中しましょう。
ストレスフルな毎日の中で、怒りとどう向き合っていくのか。
この大きな課題のスキルを身に着けるために、この3つの実践を心がけてみてはいかがでしょうか。
新型コロナウイルスのパンデミックが発生し、今だ収束が見えない中、通勤、通学、経済活動が徐々に再開され今まで通りの生活を求め、それが叶わなかったときにストレスになります。
ウィズコロナ時代である限り、何が起こってもおかしくない、また状況がかわるかもしれない 位の気持ちで、さまざまな制限があることをある程度覚悟し、心構えを備えていきたいものです。
アンガーマネジメントとはその名の通り 怒りと上手に付き合う方法。
自分や他人の怒りに振り回されず、怒りを上手にコントロールすることで、快適な生活やより良い人生を目指していこうとするためのメソッド。
怒らないというよりも、知識と技術を使って怒りを取り扱うスキル、といったところでしょうか。
人は怒りを上手にコントロールできると、年収が約2倍になり、寿命が7年長くなると聞いたことありますが、根拠やデータは不明ですが、わからなくもない・・・笑
そもそも怒りとは、何らかの要望を表現するための表現方法の一つで、それによって何か物事をうごかそうとしているわけです。
そして怒りは二次感情だと言われています。つまり最初に苛立ち、恐怖 不安 恐れ 寂しさ といった一次感情が存在し、それが怒りという表現として噴出しているわけです。
怒りの裏側にはわかってもらいたい 一次感情が隠れているんですね。
では、こんなやっかいな怒りに対して、どうやってコントロールすればいいのでしょうか。
アンガーマネジメントでは、衝動・思考・行動という観点から怒りにアプローチします。
・衝動は6秒我慢する
怒りのピークは6秒間だそうです。そのため、この6秒間怒りを抑えることができれば、怒りに任せた衝動的な行動を抑えることができます。
・思考 不要な〜べきを手放す
怒りは、自分が信じている「こうあるべき」という価値観が破られた時に生まれます。
そのため、自分の中にどんな「こうすべき」「こうあるべき」があるか知っておくことが役に立ちます。自分はどんなポイントに反応しやすいのか。それは人によって違い、自分はどこまでならOKで、どこからがNGなのか、境界線を理解しておくことも役に立ちます。イライラしてしまう場面があったら、自分の中の境界線を洗い出してみましょう。
自分で自分の事を知る、ということがとても大事なんですね。
・しょうがないことは割り切る
自分の怒りによって変えられることと、変えられないことがあることを理解しておくことも大切です。
例えば、「せっかくの休みなのになんで今日に限って雨なの」とイライラしても天気は変えることができません。
どうにもならないことに対してイライラしたり、思い悩んだりすることは、不要なストレスを抱え込むだけです。
自分にコントロール不可能なことは「まぁしょうがないよね」と割り切って自分ができることに集中しましょう。
ストレスフルな毎日の中で、怒りとどう向き合っていくのか。
この大きな課題のスキルを身に着けるために、この3つの実践を心がけてみてはいかがでしょうか。
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| naoko
2020年08月28日
飲食店の経営指標FLコストとFL比率
こんにちは 小木会計事務所の三笠です。
今日は飲食店の経営指標について最も重要とされるFLコストについてお話します。
<FLコストとは>
FLコスト= F(材料費)+L(人件費)
FL比率= {F(材料費)+L(人件費)}÷売上高
FLコストとは、F=food(原価、材料費)、L=Labor(人件費)を足した費用のことを指します。
FL比率とは、FLコストの合計を売上高で割ったものであり、50%程度が一般的な目安となります。もう少し細かくみていくと、Fコストは30%以内、Lコストは20%以内が目安の数値となっています。
<FL比率で何がわかるのか>
FL比率は、そのお店が儲かっているのかを判断する指標の一つになります。FL比率は50%程度が一般的な目安らしいですが、私個人の意見を言わせて頂くとまずは55%を目安とし、60%以上にならないよう努力する。
FL比率は飲食店の売り上げ目標を決める目安としてもつかえます。
例えば、
Fコストが毎月90万円
Lコストが毎月40万円
という場合、
理想の売上高は、毎月260万円
FLコストの合計130万が売上高の50%になるようにするということです。
つまり、130万÷50%=260万
月の営業日数を26日とした場合、一日の売上目標は10万円であることがわかります。
そしてこの10万に達成するには、一日あたり何人集客しなくてはいけないか・・・という細やかな設定が可能となってきます。
このような判断基準がない場合、ただ漠然と売上を伸ばすことだけを考えるだけで良い材料、余計な材料を仕入れてしまいがち、無駄な人件費を発生させてしまいがちです。
しかしFL比率を活用すれば利益を圧迫していることが数値化され、現状を把握しやすくなります。
明確なゴールを設定し、戦略的な経営をするために、FLコストやFL比率を積極的に活用していきましょう〜
今日は飲食店の経営指標について最も重要とされるFLコストについてお話します。
<FLコストとは>
FLコスト= F(材料費)+L(人件費)
FL比率= {F(材料費)+L(人件費)}÷売上高
FLコストとは、F=food(原価、材料費)、L=Labor(人件費)を足した費用のことを指します。
FL比率とは、FLコストの合計を売上高で割ったものであり、50%程度が一般的な目安となります。もう少し細かくみていくと、Fコストは30%以内、Lコストは20%以内が目安の数値となっています。
<FL比率で何がわかるのか>
FL比率は、そのお店が儲かっているのかを判断する指標の一つになります。FL比率は50%程度が一般的な目安らしいですが、私個人の意見を言わせて頂くとまずは55%を目安とし、60%以上にならないよう努力する。
FL比率は飲食店の売り上げ目標を決める目安としてもつかえます。
例えば、
Fコストが毎月90万円
Lコストが毎月40万円
という場合、
理想の売上高は、毎月260万円
FLコストの合計130万が売上高の50%になるようにするということです。
つまり、130万÷50%=260万
月の営業日数を26日とした場合、一日の売上目標は10万円であることがわかります。
そしてこの10万に達成するには、一日あたり何人集客しなくてはいけないか・・・という細やかな設定が可能となってきます。
このような判断基準がない場合、ただ漠然と売上を伸ばすことだけを考えるだけで良い材料、余計な材料を仕入れてしまいがち、無駄な人件費を発生させてしまいがちです。
しかしFL比率を活用すれば利益を圧迫していることが数値化され、現状を把握しやすくなります。
明確なゴールを設定し、戦略的な経営をするために、FLコストやFL比率を積極的に活用していきましょう〜
posted by ☆小木会計事務所☆ at 16:52| Comment(0)
| naoko