2021年05月23日

法人の決算月

こんにちは、小木会計事務所の谷口です。


当事務所ではただいま3月決算法人の5月申告の真っ只中です。

前回の僕のブログでは確定申告の真っ只中でした、

繁忙期に回ってくるようになっているのでしょうか。。



繁忙期ということで、税理士事務所にも毎年「繁忙期」と

いわれている時期があります。

わかりやすいのが確定申告時期の2月〜3月ですね。

その他にも年末調整の12月〜1月、法人の3月決算申告の多い5月も

気合がいる月です。

こうやってみてみると年の半分が繁忙期ですね。。。


ちなみに法人の決算月は結構偏っています。

国税庁の決算期月別法人件数によりますと

 1月  3.6%
 2月  6.7%
 3月 20.6%
 4月  7.4%
 5月  8.2%
 6月  9.6%
 7月  7.7%
 8月  9.0%
 9月 11.0%
10月  4.3%
11月  2.7%
12月  9.3%

となっています。

3月決算がずば抜けて多く、その倍数の9月、12月、6月が

次いで多くなっていますね。

決算申告は決算月の2ヶ月後が期限ですので、

税理士事務所はその2ヶ月後の5月、11月、2月、8月が

忙しくなるということになります。


税理士事務所としても万全は期していますが、

決算法人が重なる月はどうしても

時間的な余裕がが小さくなったり

打ち合わせのスケジュールが取りづらくなったりしますので

これから法人設立を考えていらっしゃる事業主の方で

とくに決算期をこだわらないという方は

法人決算の少ない月を狙ってみるのも

いいかもしれません。


という完全に税理士事務所目線なお話でした。


現実には

・売上の見込みがしやすい閑散期に決算期を設定する

・主要な取引先と決算期を合わせる

・消費税などで法人化に有利な月を選ぶ

という選択肢がより重要だと思われますので

あくまでご参考程度になさってください。





posted by ☆小木会計事務所☆ at 09:45| Comment(0) | masanori
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