2021年07月19日

働く意味

こんにちは。小木会計事務所の玉村です。

連日の猛暑。みなさま体調は大丈夫でしょうか?
コロナウイルス感染拡大防止対策の為、マスク着用が多くなりますが、水分をこまめに取る等、熱中症対策も併せて行いましょう!特に小さいお子様や高齢者の方は、屋内でも注意が必要です。

さて、先日、子供との会話の中で、「どうして、毎日お仕事に行くの?」と素朴な疑問をぶつけられました。
子供たちに、「なぜ働くのか」問われた時、あなたは何と答えますか?

改めて「なぜ働くのか」を考えると、答えは決して一つというわけではなく、
どう子供たちに伝えるのが、一番わかりやすいのか悩むところです。

いくつか答えてあげると、そこから、次から次へと子供の疑問が出てきます。

親「生きるためにお金が必要だから?働くとお給料がもらえるよ」 
→ 子「どうしてお金が必要なの?お給料って何?」
親「世の中の役に立つため?みんな仕事をして、助け合って生きているよ」
 → 子「世の中って何? どこの中? 
皆じゃないよ!〇〇ちゃんのママはずっと家にいるって言ってたもん!」
親「仕事をするのが好きだから?」
 → 子「ぼくと一緒に遊ぶのも好きでしょ? 
お仕事の日より、どうして僕と遊ぶ日の方が少ないの?」

最近子供との会話の中で感じるのが、我が子と過ごす時間を犠牲にしてまで、働く事の意味があるのか。
働く母親や父親にとって、子供と一緒に泣いたり笑ったり話をしたりできる時間は、睡眠時間や勤務時間、通勤時間を除いた時間です。ある記事で読みましたが、「わが子と生涯で一緒に過ごす実質の時間」は、母親は約7年6ヶ月、父親は約3年4ヶ月と言われているそうです。そして、子供と過ごせる時間の7割くらいが、幼少期に既に終わってしまう。私は、「なんて少ないんだろう」と感じました。

もちろん、仕事にやりがいもありますし、生きるためにはお金が必要です。
でも、一回きりの人生で、今のような生き方で後悔しないのか。
特に、幼い子を持つ母として、考えさせられます。

そして、最後に、自分が子供の立場になった場合についても、考えさせられました。
大人になり日々の生活や仕事に追われていると、つい自分の親と過ごす時間を後回しにしてしまいがちです。
しかし、自分の子どもと過ごす時間同様、自分の親と一緒に過ごす時間も無限にあるわけではありません。
むしろ、親と過ごす時間のほうが、残りわずかでもあるのです。
あとになって後悔しないように、会えるときには会って、会えないときには声だけでも聞かせてあげたいですね。きっと、私たちがわが子に対して抱いている愛情と同じくらい、親も私たちのことを思ってくれているはずです。

皆さんはいかがでしょうか?
さまざまな働き方、生き方があります。
あなたは、なぜ働きますか? そして、どう生涯を過ごしますか?
posted by ☆小木会計事務所☆ at 11:17| Comment(0) | ai