こんにちは、小木会計事務所の高佐です。
最近、「ウッドショック」という言葉を度々耳にするようになりました。
コロナ禍の影響が色々なところに波及しているという事で、ウッドショックがニュースで
よく取り上げられるようになりました。
ごく普通に暮らしている分にはあまり実感がありませんが、今年の4月以降、住宅業界では「ウッドショック」が大きな問題となっているそうです。
ウッドショックとは、世界的に木材が供給不足に陥り、価格が高騰することです。過去にも、
1992年〜1993年やリーマン・ショック直前の2008年に起きた木材価格の高騰に続き、コロナ禍である2021年は3回目のウッドショックとなるそうです。
価格高騰の背景をひと言で言うと、コロナ禍で停滞したアメリカ経済が活動を再開し、木材の需要が高まっているためです。
弊社のお客様の建築業者の方からも不安の声が聞こえてくるようになりました。
住宅・不動産業界への影響は「住宅建築コストの向上」「工事着工の遅延」「消費者の購買意欲低下」「生産調整」「中古住宅の需要増加」が考えられ、その後部品を作っている製造業にも影響が出ると考えられます。
コロナ禍の影響が、ありとあらゆる業種へと波及していく状況です。アフターコロナも、
経済再生に向けてどの業界も在庫の確保を行ったり、多額の財政支出の資金が先物取引に回ったりと、経済は激しく動いていくと予想されます。
最後になりますが、私も状況を注視し、情報を集め、いち早くお客様の経営戦略に反映できるお手伝いが出来れば幸いです。
2021年06月17日
ウッドショック
posted by ☆小木会計事務所☆ at 16:29| Comment(0)
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