2020年08月28日

飲食店の経営指標FLコストとFL比率

こんにちは 小木会計事務所の三笠です。

今日は飲食店の経営指標について最も重要とされるFLコストについてお話します。
<FLコストとは>

FLコスト= F(材料費)+L(人件費)
FL比率= {F(材料費)+L(人件費)}÷売上高

FLコストとは、F=food(原価、材料費)、L=Labor(人件費)を足した費用のことを指します。

FL比率とは、FLコストの合計を売上高で割ったものであり、50%程度が一般的な目安となります。もう少し細かくみていくと、Fコストは30%以内、Lコストは20%以内が目安の数値となっています。

<FL比率で何がわかるのか>

FL比率は、そのお店が儲かっているのかを判断する指標の一つになります。FL比率は50%程度が一般的な目安らしいですが、私個人の意見を言わせて頂くとまずは55%を目安とし、60%以上にならないよう努力する。

FL比率は飲食店の売り上げ目標を決める目安としてもつかえます。
例えば、

Fコストが毎月90万円
Lコストが毎月40万円

という場合、
理想の売上高は、毎月260万円

FLコストの合計130万が売上高の50%になるようにするということです。
つまり、130万÷50%=260万

月の営業日数を26日とした場合、一日の売上目標は10万円であることがわかります。
そしてこの10万に達成するには、一日あたり何人集客しなくてはいけないか・・・という細やかな設定が可能となってきます。

このような判断基準がない場合、ただ漠然と売上を伸ばすことだけを考えるだけで良い材料、余計な材料を仕入れてしまいがち、無駄な人件費を発生させてしまいがちです。
しかしFL比率を活用すれば利益を圧迫していることが数値化され、現状を把握しやすくなります。
明確なゴールを設定し、戦略的な経営をするために、FLコストやFL比率を積極的に活用していきましょう〜
posted by ☆小木会計事務所☆ at 16:52| Comment(0) | naoko

2020年08月22日

個人型確定拠出年金iDeCo

こんにちは、小木会計事務所の高佐です。

先日個人事業主のお客様からこんな相談を受けました。
「来年、娘が私立の高校に進学する予定だから授業料無償化の範囲に
 今年の所得をおさえたい。法人成りは考えていない。」

2021年度新入生への福井県の私立高校の授業料無償化の判定基準は、
保護者等の「市町村民税の課税標準額×6%−市町村民税の調整控除の額」が
304,200円未満の場合に無償化の対象となります。

そこで私は、初めてお客様にiDeCo(個人型確定拠出年金)を提案させて頂きました。
iDeCo(個人型確定拠出年金)が、個人事業主の方にとって強い味方になる理由は所得税、
住民税への節税効果が抜群に高いからです。

iDeCo(個人型確定拠出年金)には、3つの節税効果があります。
1、掛金拠出事(積立時)の控除…掛金が全額所得控除になる。
2、売却益・配当金・利息の非課税…iDeCoの場合は非課税
3、年金給付時の控除…受取方法によって退職所得控除、公的年金控除が使える。

この中でも特に即効性があり効果が大きいのが「掛金拠出時の所得控除」です。
個人事業主の場合、これによって年間で最大816,000円の所得控除が受けられます。

iDeCoの掛金は職業によって制限があり、個人事業主の場合は毎月68,000円まで掛けられ、
厚生年金に加入できる人の毎月上限23,000円の掛金と比べても、個人事業主が最も優遇されています。

私がiDeCoをご提案させて頂いたお客様は、国民年金基金と併用で上限の毎月68,000円の
掛金で申し込みをされるという事でした。

もちろん、デメリットが全くない訳ではないので、リスクについてもしっかり考慮した上で、お客様にとって一番有用な選択をして頂きたいと思います。


posted by ☆小木会計事務所☆ at 15:47| Comment(0) | yasuko

2020年08月13日

営業計画に

こんにちは小木会計事務所の杉野です。

損益分岐点分析をご存じですか?

比較的簡単な財務分析の手法で、実情に即した営業計画や予算を策定することができます。
よかったらぜひご活用ください。

◆ポイントは変動費・固定費の分解
 まず一定期間の損益計算書の費用項目を売上高に対して比例的に変動するか、定額であるかによって変動費と固定費に区分します。
例えば商品仕入は変動費ですが、地代家賃や人件費や減価償却費は固定費です。区分した変動費と固定費を合計し、売上高から変動費を差し引いた利益(限界利益=粗利益といいます)でその期間の固定費を賄うには売上高はどれだけ必要かを計算します。粗利益で固定費をトントンで賄うことができる時すなわち粗利益=固定費の時の売上高を損益分岐点売上高と言います。

◆計算してみましょう
 売上×粗利益率(粗利益)=固定費となります。この算式で売上を求めると、売上=固定費÷粗利益率となります。これが損益分岐点売上です。
 更に損益分岐点売上を超えた売上の粗利益を計算すると以下となります。
(売上−損益分岐点売上)×粗利益率=(売上−固定費÷粗利益率)×粗利益率=売上×粗利益率−固定費=粗利益−固定費=利益

 損益分岐点売上が分れば、超えた売上の粗利益が利益であるとすぐに見当が付きます。また逆も同じで、損益分岐点に足りない売上の粗利益が赤字です。



posted by ☆小木会計事務所☆ at 18:32| Comment(0) | tamiko